「狙いを決める」ということについて解説します。
これは、デザインをするにあたって、
どの情報を一番強調するか、ということです。
例えば
上質なコットンを
100%使用したシャツ
1,980円
という原稿があったとします。
これを、こうデザインすることも

こうデザインすることもできる訳です。

上の例だとシャツが上質なことが、
下の例だと値段が安いことが
メッセージとして強く伝わると思います。
これが狙いを決めるということです。
デザインというと
色や形のことが最初に頭に浮かぶかもしれませんが、
実はその前段階の原稿の整理やコンセプトが決まっていないと
いくら色や形をいじっても良いデザインにはなりません。
なので、自分はこのデザインで
見る人にどんなメッセージを届けたいのか、
をしっかり決める必要があります。
ちなみに、
「両方とも目立たせたい」はNGです。
これは本当に最悪で、
これをやると両方とも目立たなくなって、
どのメッセージも届かなくなります。
情報を切り捨てるわけではなくて
強弱をつけるだけなので、
「大切な情報が抜け落ちるのでは?」と
心配する必要はありません。
というわけで、デザインする時は、
しっかり狙いを決めてから取り組んでくださいね。